海外生活を通してプラスに変わった価値観と考え方~後編~
- kayb02141212
- Sep 18, 2024
- 4 min read
Updated: Oct 11, 2024
4.平和ボケが抜けて危機管理ができるようになる。
日本では例えばカフェやレストランで荷物を置いたまま少し席を離れても何かを盗まれることはほとんどありませんし、泥酔して道で寝てしまっても襲われることはほとんどありません。このような国は世界では片手で数えることが出来るくらいしかなくこのような国で生まれ育った私たちは本当に恵まれていると感謝するべきことだと思います。
しかし、時代は日々変化していますし、この安全な国もいつまでも安全なままではないかもしれません。何かが起こってからでは遅く、そんな事態を防ぐには
リスクを感知できる感覚+そのリスクに対処できる能力=危機管理能力
が必要です。
私が実践している事を一部紹介すると、
夜道を歩くときは強盗などにあ沿われた時にダイアル一つで警察を呼べるようにした状態で携帯を持っておく。
銀行口座がブロックされるような緊急事態に対応できるようある程度の現金を必ず手元に残しておく。
自分の身を守るために急に日本に帰らなければならなくなった時にすぐに行動できるようパスポートは自分にしか分からない所に保管しておく。などなど、
このほかにもまだまだたくさんあります。私は海外生活を通して世の中に100%安全なものは無くすべては自己責任という考え方を持てるようになり、最悪の事態が起こらないよう、自分の身は自分で守れるよう、危機管理に注意を払えるようになりました。
5.日本のすばらしさを再発見することが出来て、日本がもっと好きになる。
私たちが日本での普段の生活の中でごく普通だと思っていた習慣について、海外の方から「とても良い習慣だ。私達も見習いたい。」と言っていただける事が多くあります。
列にはきちんと並び、割り込みはしない。
ゴミはごみ箱に捨てる。
電車や店内などの公共の場では大きな声で喋らない。
などなど。
また、私達の国は歴史も比較的長く、芸術や文化も豊かで、食べ物もおいしく、高いレベルでの安全も保障されている国です。ですが、その環境の中で生きている時はその価値に気づくことはできません。これは日本人に限った事ではなく、私の知っている母国を出た経験のある人のほとんどは「自分の国を出て初めで自分の国の良さに気づくことが出来た。」と言っています。一度自分の国を出て、外から見る事で改めて自分の国の素晴らしさを再確認することが出来ます。そして、自分の国について誇りを持つことが出来る様になりまた大切にしようと思えるようになるのです。
6. 人の目が気にならなくなり、やりたい事に挑戦する勇気が出る。
この感覚が身についたことは私にとって本当に大きな収穫でした。日本にいた頃は、「こうしたら周囲はどう思うだろう。」と頭のどこかでで常に思っていて、周りがやっていないようなことは中々できなかったし、周囲と意見が違っていてもなかなか言い出せずにいました。そんな中、「一度きりの人生。自分のやりたい事をやろう。」と思いインドに行ったり、オーストラリアに行ったり、色々な事に挑戦していく中で、痛感た事は、「周りはあなたが思っているほどあなたを見ていないし、アドバイスには無責任。」という事です。毎日が忙しい現代社会では誰もが自分の事で精いっぱいで他人に関心を向けている暇はありません。そんな中でも、もし他人(あなた)のやっている事に好奇心を向けて色々言ってくる人は自分の事に精いっぱい取り組んでおらず、暇があるという事です。そんな人からのアドバイスをあなたは信用することが出来ますか?そして私の経験上、そのような人は自分のアドバイスに対してとても無責任です。なので、そのアドバイスをしたことを覚えていませんし、あなたがアドバイスに従って行動して失敗したとしても「えっ?そんなこと言ったっけ?」や「そんなつもりで言ったんじゃないよ?」と言われることでしょう。
だまされたと思って何でもいいので一度自分のやりたい事をやってみてください。周囲の反応は意外と薄い事に気づくはずです。そして、お願いしてもいないのにアドバイスをくれるような人はあなたの挑戦の結果によってアドバイス内容を面白い程コロコロと変える事に気づくでしょう。
海外留学や生活で悩んでいる方、または一歩を踏み出す勇気が中々でない方へ。どんな小さな不安や疑問でも、いつでもご相談ください。あなたの海外生活がかけがえのない宝物になるよう、全力でサポート致します。
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