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海外で「もしかして嫌われている?!」と感じたことはありませんか?

皆さん、留学や旅行、仕事などで海外に行った時、「あれ?もしかしてこの人は私の事が嫌いなのかな?」や「あれ?私何か悪いことしたかな?」となんとなく感じた事はありませんか?

結論から言います。

それは8割方勘違いです!

その理由は大きく2つあります。(あくまで私の主観です。)

 


 一つ目は、

海外では、良く言えば「人の目を気にしない。」、悪く言えば「他人の事なんか知ったこっちゃない。」という考え方が主流だからです。

日本語には「この人は愛想が良い。」や「感じの良い人。」という言葉がありますよね。日本人は他人との調和を大切にし、無駄な衝突を嫌います。常に周りに人がいる状態なので(小さな島国に約1.2憶人がすし詰め状態で生活しているので無理もありません。)他人との余計な摩擦を避けるために愛想良く、他人を少しでも不快にさせないように振舞います。しかし、海外ではそうでもありません。自分の機嫌が悪ければそれを隠そうとはしませんし、忍耐強くも我慢強くもありません。例えば、朝からパートナーと喧嘩して機嫌が悪かったり、今日中に終わらせないといけない仕事が山ほどあってうんざりしている状態だと他人に愛想良く振舞う余裕なんてありません。

愛想良く振舞うというのは結構体力のいる作業なので二の次、三の次

になってしまうのです。


 私からのアドバイスは、「郷に入っては郷に従え」という諺に習って、

「他人の事なんか知ったこっちゃない。」精神で気にしない事です。

「なんか嫌な事でもあったのかな?」位であまり気にしない事です。



 二つ目は、

あなたが「得体のしれない存在」だからです。

オーストラリアでいえばシドニー、イタリアでいえばミラノのような都会/都市であれば、比較的多国籍なのでスムーズに受け入れてくれます。しかし、少し離れるとどうでしょう。ジロジロ見られたり、「何しに来たんだ?!」的な事を言われたりもします。でもよく考えてみてください。ある日、突然目の前に得体の知れない誰かが現れたらどうでしょう?無条件で優しくできるでしょうか?ちょっと大げさな例を挙げると、ある日突然、目の前に宇宙人が現れたとします。「何しに来たんだろう?」「危害を加えられたりしないだろうか?」「言葉は通じるだろうか?」とまず考えると思います。

「わぁ!宇宙人だ!仲良くなりたい!」と思う人はごく少数ではないでしょうか?

私が今住んでいる所はイタリアの比較的田舎の町なのですが、移住した当初は、一人でスーパーに買い物に行くと遠巻きにジロジロ見られたり、レジでも無言のまま対応されたりしました。そしてある日、義理母(イタリア人)と一緒に同じスーパーに買い物に行くと「なぁんだ。〇〇さんの所のお嫁さんだったのね!」と、その日以降の対応がガラッと変わりました。それは私が得体のしれない存在ではなくなったからだと思います。どの本だったかは忘れてしまいましたが、

「初対面で仲良くなる秘訣は『私はあなたの敵ではありません。』という事を示すこと。」

と書いていたのを読んで、なるほど!!と思ったことがあります。「この人は私の見方だ。」と分かってもらうには長い時間がかかるそうですが、「この人は敵ではないな。」と分かってもらうのはそれほど時間はかからないそうです。


ここで私からのアドバイスは、

とりあえず愛想良く振舞う事です(日本人の十八番芸)。

まず笑顔で挨拶(効果絶大です。)。そして、下手でも自信が無くてもその国の言葉で話そうとする事です。

自分がよそ者であることを自覚して

「自分から仲良くしようと努力しない限り、受け入れてもらえない。」位の気持ちで行動

したほうが上手く行きます。


 海外に行った時は、日本と海外の両方の習慣を取って、他人には「愛想良く」、そして「私もしかして嫌われているのかな?」と感じても「他人の事なんか知ったこっちゃない。」って事で気にしないことをお勧めします。


皆さんの海外生活が充実した素晴らしいものになりますように、、、、

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