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強い個性が集まったチームを上手くまとめる3つのポイント。~良いチームリーダーの行動ポイント~

オーストラリアで看護師になって、晴れて正社員として働けるようになった時、、、、

次の壁にぶち当たりました。それは

チームリーダーとしての役割です。皆さんの中にも臨床経験を何年か積んでやっと一人前に仕事が出来るようになった頃からチームリーダーとしての役割を任されるようになり、チームをまとめる事の難しさに直面している方もたくさんいらっしゃると思います。私の場合は、国籍の違う、さらについ最近までアシスタントナースの派遣として働いていた私がある日突然、チームリーダーとして指示を出す側に立つのですからスタッフの中にはあまりよく思っていない人もいたと思います。我が強く、プライドの高い性格のスタッフが多かったため最初の内は本当に苦労しました。そして、試行錯誤の末に見つけた、ある3つの事を実践するようになり、徐々にチームリーダーとしての役割を果たすことが出来る様になりました。その3つとは、、、、


  1. スタッフによって態度を変えない。

  2. 相手反応は気にせずまずは意思表示(指示出し)をしっかりする。

  3. リクエスト後のフローアップを必ずする。


です。1つずつ詳しく説明していきます。


1.スタッフによって態度を変えない。

先ほども説明したようにスタッフのキャラクターは十人十色。指示を出しやすい人もいれば、そうでない人もいます。気に強いフタッフもいれば弱いフタッフもいます。正社員もいればその日に急に派遣会社から派遣されたスタッフもいます。そこで、あの人は話しにくいから、、、や指示を出したら嫌な顔をするから、、、と頼みやすい人にばかり指示を出していたら必ず不満も生まれますし、気の強い癖のあるスタッフには「自分には指示を出してこない。ラッキー。」となめられてしまいます。人ではなく業務内容を見ながら特定のスタッフに負担がかかり過ぎないように配慮しながら誰に何を頼むかを考えます。


2.相手の反応は気にせずまずは意思表示(指示出し)をしっかりする。

私達、日本人は「あの人は、これを頼んだら断られるかもしれない。」と先読みをしてしまう癖がありますがそれではいけません。その人に頼むべきことであればその人に指示を出さないといけません。時間をかけて説得してもダメで結局ほかの人にお願いしないといけなくなる事もあるでしょう。そんな時間を無駄にするような事はしたくないから最初から頼みやすい人に頼もうという気持ちもわかります。目先の事だけ考えれば時間の効率を考えて行動している様に見えますが、この方法を続けていると、頼みにくい人はどんどんと仕事をしなくなり、いつも頼んでいる相手は次第に不満を積もらせるようになります。結局頼みやすい人に頼む事になるにしても、一その人に頼む前に頼むべき人に頼んだというプロセスを見せる事が大切なのです。


3.リクエスト後のフローアップを必ずする。

仕事を頼んだ後は必ずその仕事が終了したかの確認も必要です。スタッフにいはほかの業務もありますからうっかり忘れてしまう事もあります。それとはもう一つ別に、「頼まれたけどどうせ忘れているだろうからしなくてもOK。」とタカをくくりしないことがあるからです。そういう癖のあるスタッフに頼む場合は声掛けでの確認はもちろんですか、本当に終了しているか実際に目で見ての確認もするようにしていました。それを繰り返していると「この人が相手だとズルはできないな。」と思い、必ずするようになる事もあります。そして、頼んだことをやってくれたスタッフに対しては、必ず「○○してくれてありがとう。」という感謝の気持ちを伝える事を忘れてはいけません。 


時々「何でこんなに手間がかかるんだろう。」「何で私がここまでしないといけないんだろう。」と思う事もありましたが、十人十色のチームをまとめるという事は一筋縄ではいきません。根気よくこの方法を続けていった結果、徐々にチームリーダーとしての役割を果たすことが出来る様になりました。チームリーダーの役割を果たすのに苦労している人または悩んでいる人はぜひこの方法を試してみてください。


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