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仕事場で良い評価を得るにはどうすればいい?

仕事場で「なかなか評価してもらえない。」「自分はもっとできるのに,,,,」と思うことはありませんか?職場で自分の能力を評価してもらえない原因の一つに「自分が今している事と自分に求められている事(評価基準)がマッチしていない。」があります。

評価者は評価基準をもとにして社員・職員のパフォーマンスを評価します。看護師を例にして説明すると


1か月目:日勤の業務内容を覚える。

2か月目:オペ出しや入院を受け持つことができる。

3か月:夜勤の業務内容を覚える。

6か月目:一通りの専門的な看護技術ができるようになる。


などです。

つまり勤務年数(勤務期間)によって評価基準が決められており、この評価方法に飛び級制度はありません。必ず順番にクリアしていかなければなりません。例えばたった1-2月で「自分は一通りの看護技術ができるのにさせてもらえない。」と不満に思っても、1・2・3か月目の評価基準をクリアしていなければ挑戦させてはもらえません。決められた期間よりも早く挑戦したい場合はまずそれより前に設けられている評価基準をクリアしていきましょう。そして、「○○について勉強してきたので機会があればぜ挑戦させてください。」と自分は挑戦するための準備ができているとアピールしましょう。


良い評価を受けるには、まず評価基準を理解して、順番にクリアしていくことが大切です。

もう一つの方法は、

自分がどうなりたいのか・どう評価されたいのかを明確にし、そこに向けて必要な評価基準を自分なりに考え、評価者を誘導していく方法です。

例えば、


目標:「臨床指導者・新人教育担当者になりたい。」

評価基準:

1、 日々の自分の業務を時間内に完璧にこなせる。

2、 その日の病棟の状態・同僚の仕事量を把握し業務のサポートができる。

3、 新人・学生のことを気にかけ必要なアドバイス・声掛けができる。

4、 管理者・指導者と情報共有ができる。


と設定します。そして、自分の目標をまず評価者(師長・主任など)に伝えた後、日々の業務の中で1-4を実践していきます。ここで大切なことはまず最初に自分の目標を評価者に伝える事です。こうすることで、評価者は自分に目を向けてくれるようになり評価されやすくなります。しかし、決して焦らないことが肝心です。何事にも時間はかかりますし、タイミングというものがあります。ただ、どうしても我慢できない時は、もう一度評価者と話をし現段階での自分の評価や課題などのフィードバックをもらうことも一つの手かもしれません。


今回はとても分かりやすい例を紹介しましたが、良い評価を受けるためにはまず、自分に求められているもの(評価基準)を理解し、その一つ一つを確実にクリアしていくことが大切です。そして、自分に目標(どう評価されたいのか?)がある場合は、事前に評価者にその目標を伝えることです。みなさん、ぜひ実践してみてください。

 
 
 

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