せっかく留学したのに途中帰国。一番多い理由とは?
- kayb02141212
- Jul 21, 2024
- 3 min read
長い海外生活の中で志半ばで海外留学を辞めて途中帰国した人たちを何人も見てきました。その中で多かった理由の一つが
自分の価値観で認める事の出来ない事があまりにも多すぎてうまく対応・適応できなかった。
です。「えっ!?何でこんなことするの?」と思ったり逆に「こうすればいいのになんでしないんだろう。」と思うのに周りはそうしてくれない事にフラストレーション・ストレスを感じ力尽きてせっかくの留学生活を諦めて途中で帰国してしまうケースを私は多く見てきました。とってももったいない事です。皆さんがそうならないために覚えておいてほしい事が2つあります。
1つ目は、
自分の一般常識は意外と一般的ではない。
という事です。分かりやすい所で言うと日本では共同生活を送る上では共有スペースはきれいに使うや夜は静かにする事は一般常識とされていますがほかの国ではそうではなかったりします。逆に「相手と意見が違っても自分の意見はしっかり主張する」ことが一般常識とされる国出身の人からすれば「和を乱す場合は自分の意見は言わない」という私たちの常識は非常識になります。つまり、自分の中で「普通はこうだろう」と思う事は必ずしも第三者からしたら普通ではないかもしれないということです。
もう一つは、
全ての人が同じ方向を向いているとは限らない。
という事です。その国に来た理由や目的、やる気度は本当に人それぞれです。語学の勉強だったり、長期休暇を利用してバックパッカーとして海外旅行を満喫だったり、働いて国の家族にお金を送るなどなど、、、そのため全員がリズムの違う生活を送っているので夜中に帰宅する人もいますし朝方寝る人もいます。リビングでパーティーをしている中自分は次の日の英語のテスト勉強をしないといけなかったりもします。シェアハウスという小さなコミュニティーの中でもうすでにこれだけ違うのですから、職場や公共の場ではもっと違うという事を心にとどめておかなければなりません。
この2つのポイントを踏まえたうえで私が実践してきた、そして今でも実践している対処法が1つあります。それは
「人は人。自分は自分。」と思い周りに流されない事・周りと自分を比べすマーペースに自分のするべきことをする。
という事です。周囲との価値観の違いにフラストレーション・ストレスを感じるのはあなたがどこかで周囲をコントロール出来て私の価値観やぺースに周囲を合わせることが出来ると思っているからです。ですが私たちのほとんどはそんな力は持っておらず、唯一コントロールできるとすれば自分自身くらいです。なので「自分はこうする!」や「自分はこれはしないと!」決めている事は周囲の事は気にせず実践する事です。みんなが共同スペースをきれいに使わないからと言って自分もそうなってはいけません。自分が掃除をしたほうが良いと思えばすればいいのです。周りからの甘い誘惑があっても勉強しないといけない時はその誘惑に負けず勉強すればいいのです。「人は人。自分は自分。」です。自分の価値観・意思をしっかりと持って、それを周りに押し付ける事はせず(周りをコントロールしようとはせず)マイペースに自分の心に従って1日1日を大切に自分の為に過ごしていきましょう。
海外留学・海外生活・国際看護師について相談のある方はいつでもお気軽に連絡下さい。皆さんの海外での経験が人生にとってかけがえの無い宝物になりますように。
Comments